10月17日に2000枚限定で発売されたシングル『餞の詩』を携えたワンマンツアーが、新潟、名古屋、大阪、仙台、そして昨日の渋谷O-WESTと全国5ヶ所で行われた。
昨夜は寒さが厳しかったけど、チケットがソールドアウトしパンパンになった会場内は熱気で激熱!
観ているこっちも汗ダラダラ!
恒例のたなしん(B・Cho)によるオープニングは、”餞の詩”を歌いながら、なんとウェィディングドレス姿で!
お客さんを掻き分けフロアの真ん中に到着すると、おもむろに一人二役寸劇をはじめ観客を沸かせた。
音を聴く前にこんなに会場があたたまるライヴ、そう滅多にあるもんじゃない。
そしていよいよ本編開始……なのだが、一曲目のイントロから目を見張るものがあった。
明らかに、バンドのスタンスがこれまでとは違う。
私が最後に彼らのライヴを観た10月よりも格段に、バンドの凄味が増しているのだ。
前回のインタヴューで「バンドの方向性はいつも4人で固まっている」と言っていたが、それをメンバーひとりひとりが言葉にせずとも理解している感じ。
自分たちが音楽を鳴らす意味、伝えたいメッセージ、将来のヴィジョンを、リリースやライヴを重ねるなかで体得していっているのではないかと思う。
このタイミングでの彼らの進化は、これからの飛翔を予感から確信に変えるものだった。
ちなみに『餞の詩』、FM802の12月度ヘビーローテーションに抜擢されたことを受けて“関西地区特別盤”として12月19日に再リリースが決定した!
来年は「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2013」の出演も決まっているし、嬉しいニュースが目白押しだ。
ますますグドモから眼が離せない!!(藤田)