TK from 凛として時雨、剥き出しのワンマンライヴに震えた


昨晩は風雨の中行ってきました、TKのソロ名義でのワンマンライヴ@浜離宮朝日ホール。凄かった。まだ、余韻で背筋にヒリッとした寒気が残ってる。

全曲、TKのギターかピアノの弾き語りで、曲によってはピアニストがサポートに入る。つまりステージの上はずっとひとりかふたり。そこから放射される歌声と演奏の、とんでもない殺気と色気。ドレスダウンして披露される時雨のナンバーも、ソロのオリジナル曲も、彼本来の持つメロディのポップさを際立たせながら、身じろぎも出来ないような緊張感がホール全体を支配する。そもそもロック仕様ではないホールだけに、細やかに空気を振動させるサウンドシステムも極上でたまらなかった。6月からのツアーはBOBOやひなっちを含めたバンド編成の予定だから、それもすさまじいものになるんだろうけど、まさにプレシャスな90分だった。

TKはソロ名義の初EP作品『contrast』をリリースしたばかり。これの初回盤に付くDVDには、去年の夏にロック・イン・ジャパン・フェスに出演した際のライヴ映像も3曲分入ってます。こっちはバンド編成。彼がどんなヴィジョンを持って、時雨とのどんなバランスを意識しながらソロに向き合っているのか、発売中のJAPAN4月号でがっつりインタヴューしてます。ぜひ読んでください。(松村)
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