今日はツアー3日目。来年、いよいよデビュー25周年を迎える彼だが、その歴史=日本におけるファンク・ミュージックの歴史を総括する豪華メニューのライヴ。現代的な洗練されたグルーヴ・ナンバーから、古典的なソウル・レビュー・ショーを思わせるいにしえの楽曲まで、めくるめくゴージャスな展開で見せる。
歌もダンスも文句のつけようがないハイ・クオリティぶりながら、それを最終目的とせず、
あくまでオーディエンスを楽しませることを至上命題にした彼のステージ。
高い完成度の一方で、どこか軽妙洒脱な雰囲気を残すたたずまいには、
アタマで聞くのもいいけれど、腰で聞くのも重要、という
彼の根っからのファンキー気質が滲み出ていて、
その適度なユルさが実に心地よい2時間半でした。
写真は、頂戴した“ファンキー・エコ・バッグ”。