当方、実はコミケは初心者なので、昨日はネット上などの色々な注意書きを見渡しておりました。
一番多かった指摘が「暑さ対策を怠りなく」。
これは、こっちもロック・フェスで実感している話なので、言わんとすることは分かる。
片や耳慣れない「人ごみ対策も」という意見も多数発見。
人ごみ対策…これは一体どういうことなのか?
あれこれ読みまくった上で邪推するに、どうやら
休憩、食事、トイレ等のスペースが圧倒的に不足しているから
可能な限り済ませてから来るように!
そして、人気作入手のため、長蛇の列に並ぶことになっても
決して怒らない、騒がない、イライラしない。
そういう時こそ、あらかじめ持ってきたコミックを読んだり、
お煎餅を齧ったりして、悠然と過ごすのが粋!
あと、どうしても地べたで休憩する時は、くれぐれも通行人の邪魔にならない場所で!
そういったことのようです。違ってたらすいません。
実際、これらのことが厳守されている場内は、
一見カオスな人波ながら、実は全員がスムーズな流れに乗って回遊しておられました。
考えてみれば、本来の規格を遥かに超えた20万人近い人々が集結するわけで、
通常の運営方法では、まかないきれなくなるのが当たり前。
にも拘わらず、毎年ほぼ無事に開催され続けている、というのは、つまり、
参加者各人が出来る限りの協力体制を敷くことで
奇跡的な平和が成立している、とても成熟した空間という意味なわけです。
そんなことを、本日、カラダでもって理解して参りました。