ジョージ・ハリスンの映画「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を観ました
2011.12.05 08:19
自分のような、ある程度のビートルズ好きからすると、
知ってはいるエピソードでも、本人や目撃者の発言、
そして映像が加わると重みも全然違ってくるので、終始興奮しっ放し。
3時間半という上映時間も全く長いという印象は無く、
むしろ、もっと見せて!てなくらい。
タイトルから逆説的にうかがえるように、彼の生涯や音楽観を
精神的な面から描いた作品なので、やや難しい印象も残るものの、
彼のソロ開始時の楽曲は、Lord あるいは Krishna といった言葉に象徴されるように
信仰に寄り添った部分が大きかったのも確かで、当時はよく分からなかったものが、
ようやく(それなりに)実感できた感慨深さもある。
証言者として、関連ミュージシャンや親族など、
いろいろな方々が登場しますが、やっぱり一番気の置けない仲間は
リンゴだったんだな、と思わせてくれるところには泣かされます。