クインシー・ジョーンズ、ビートルズやU2、マイケル・ジャクソンを最新インタヴューでメッタ斬り!


★先日もテイラー・スウィフトの作曲能力を「フックしかないじゃないか。あんなのは曲じゃない!」と酷評していた伝説的な名プロデューサー=クインシー・ジョーンズですが、

最近のNew York Magazineのインタヴューでは、
その伝説的な毒舌ぶり(汗)がザ・ビートルズU2、さらには長年のコラボ相手=故マイケル・ジャクソンにまで及んでいる。

★以下がクインシー御大の毒牙(笑)にかかった各アーティスト達に対するコメント。


(1)ザ・ビートルズを初めて聴いたときの第一印象について。

「彼らは世界で最悪のミュージシャンだと思ったね。演奏できないマザーファッカーの集まりだ。
ポール・マッカートニーは僕が聴いたことのあるベーシストの中では最悪の例なんじゃないかな」


(2)1970年のリンゴ・スターのソロ・デビュー作『Sentimental Journey』の収録曲”Love Is a Many Splendoured Thing”のアレンジを手がけた時のエピソード。

「リンゴはあの曲の4バー・ドラム・パートの演奏を完成させるために3時間も費やしたあげく、
結局モノにできなかったんだよ。

だから僕は『ラガー&ライムとシェパーズ・パイの昼食でも食べて、1時間半ぐらいリラックスした後にやり直せば?』って提案して、
リンゴが出かけている間に英ジャズ・ドラマーRonnie Virrellをスタジオに呼んで、そのパートを演奏してもらったわけ。
Ronnieはスタジオに来てから15分であのパートをモノにしたよ。

で、リンゴがスタジオに帰ってきてジョージ・マーティンに『もう1回あのパートのテープを聴かせてくれ』ってことで、
そのテープを流し始めたら、Ronnieが演奏したパートを聴いてリンゴは『これ悪くないじゃん?』って言うんだよね。
だから僕はリンゴに『うん、悪くないよなマザーファッカー、君が演奏したパートじゃないから』って言ってやったんだ」


(3)U2の後期の作品群について。

「ボノ個人は好きだけど、、、あの時期のバンドの酷さは相当のプレッシャーがかかってたからなんだろうね」


(4)マイケル・ジャクソンについて。

「彼は著作権料を払わずに多くのアーティストからアイデアを盗んだ。
マイケルは狡猾なマキャヴェリ(イタリア・ルネッサンス期の政治思想家。欧米では”冷酷非情な戦略と陰謀で有名な人”の総称になっている)そのものだよ」


(5)さらにはこんな放言コメントも。

「ケネディ元・米大統領を暗殺した真犯人を僕は知っているんだ。シカゴのマフィア・ボス、Sam Giancanaだよ」。

「イヴァンカ・トランプ(現・米大統領の娘。ジョーンズは12年前イバンカと交際していたことあり)は世界で最も美しい脚の持ち主だ。
彼女の父はただのバカだけどね」
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