キース・リチャーズ、ミック・ジャガーに謝る


★キース・リチャーズが2010年に出した自伝『Life』の中で、
ミック・ジャガーが「書いて欲しくなかったプライベート面」についても触れ、
それがきっかけで、
「また2人の仲がこじれている」件については各メディアでも報道されていましたが。

現在制作中のザ・ローリング・ストーンズ、ドキュメンタリー映画用に行われた最新インタヴュー中で、
「浮き沈みの激しい2人の仲」について訊かれ、
キースはミックにきっぱり謝っている、らしい。

★数日前、米Rolling Stone誌のオンライン・サイトに掲載されていたキースの発言。

「あの自伝については、俺としてもなるべく生々しい形で自分の半生を語ることが目的だったんだよ。

でもあの自伝中の記述の一部や、
それにまつわるメディア騒動が結果的にミックを凄く侮辱することになった件については、俺も大いに後悔しているんだ」。


★ミックも同じインタヴューでキースに対するこんなコメントをしている。

「まぁ誰のキャリアを振り返ってみても(メンバー間の)浮き沈みってのはあるもんだからね。

例えば80年代のキースと俺はお互いのコミュニケーションがうまくいってなかった。
当時は俺もストーンズのビジネス・サイドに没頭しすぎてたからさ。

俺としては他のメンバーがそういう面に対しては全然興味がないと思ってたから1人で仕切ってたんだけど、

でもあのキースの自伝を読んで、
そういう俺の態度に対し、キースはむしろ自分が除け者にされてるっていう疎外感を抱いてたってことに気付いたんだ。
つくづく残念な誤解だけどね。

でもそろそろ過去は水に流して前に進むべき時期が来たと思うよ」。


来年に延期され世界中のファンを残念がらせた「50周年ツアー」も、この調子なら実現するんじゃないか???
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