話題のスウェーデン発新人女性シンガーTove Loを観た!

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羽鳥さんも少し前にブログで紹介していたけど、今話題のスウェーデン女性ポップシンガーTove Lo のライブをNYで観た。キャパ1400人のウェブスターホールでチケットは即完売。
http://ro69.jp/blog/hatori/111026

ポップなだけじゃなくて、ロードのような意味深な女性シンガーも一斉を風靡。この女性シンガー隆盛期にあり、一体彼女の何が強みかな?と思って出かけたのだけど。

恐らく彼女の強みは自分の曲の良さに対する自信なのではと。だから、例えば胸から花火が出るみたいな無理矢理な演出もないし。とは言え、ライブの始まりには、唇のドアップが出て来て、「今日はみんなが洋服をどんどん脱ぎたくなるくらいに歌って踊ってみせるわ」とセクシーさがあったりもする。

ライブでも盛り上がっていた”Not on Drugs”という曲では、「私はドラッグをやってるわけじゃないわ/恋しているだけ」というような歌詞もあり、全体的にちょっと危険な言葉を使って、ピリリとしているところが、既存のイギリスやアメリカのポップシンガーとは違うところだとも思えた。

だけど、そのすべてが地に足が着いていて、自然。服も露出度が高くてタイトなジーンズにオシャレなTシャツだったけど、裸足でステージを駆け回っていたし。

それからもうひとつ、他の女性ポップシンガーとの大きな違いは、ファン層がまるで偏っていなかったこと。年齢的には20代がほとんどだったけど、男子も女子も、まんべんなく集まっていた。彼女が好きだから付いてきた男子というのではなくて、男子は男子で大好きで、大声で歌っていたりしたのだ。というところに、ポップ性の強さを感じた。

バンドメンバーの男子3人も、ミニマルな音を職人的に鳴らしていたけど、みんなかわいい顔だった。

アルバムの内容は、恋愛関係を歌ったものが多くて、例えば、テイラー・スウィフトがどれだけ圧倒的に女子に支持されているかと考えると、これだけ、男子にも支持されるというは、その内容が男子の気も惹くような挑発的なところがあるからだと思った。

アルバムの『Queen of the Clouds』も発売。アメリカでは100万枚を記録したシングル”Habits”はこちら。

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