カルバン・クラインが My Truth(=私の真実)というキャンペーンを展開して、ビリー・アイリッシュが起用されている。
ここでは、「私にとっての真実は、自分に正直であること。それ以外のことは忘れて、何がリアルで何がリアルじゃないのかを自分自身に語ること。それが何かを台無しにしてしまうかもしれないと心配したりせずに」と書かれていて、それもカッコ良いのだけど、わずか15秒、30秒のCMの中で彼女自身が語っているのが、さらにカッコ良い。2本あって、その1本はこれ。
彼女がここで言っているのは、「私は世界に自分の全てを知ってもらいたくない。だからいつもぶかぶかの服を着ている。その下の私を誰も見たことがないわけだから、誰もそれについて意見を言えない。彼女って痩せてるとか、がっちりしてるとか、痩せても、がっちりもしてないとも言えない(笑)。ぺったんこのお尻だとか、大きなお尻とか誰も言えない。だって知らないんだから。へへへ。私はカルバンを着て私の真実を語る」
もうひとつは、こちら。
「本物とは偽れなもの。ははは。でも私はそう信じてる。きゃはは。今の良かったよね」ちなみに、このキャンペーンの言葉にはCKが含まれていて、彼女の言葉を英語にすると、「Can't faKe authenticity in #MYCALVINS」となる。
カルバン・クラインは少し前から起用していたショーン・メンデス、エイサップ・ロッキー、ノア・センティネオ始め、トロイ・シヴァン、TV番組『POSE』に出演していたトランスジェンダーの女優Indya Moore、CHIKAやケビン・アブストラクト(BROCKHAMPTON)、ユ・アインを起用した最新のMy Truthキャンペーン映像を公開。
女の子達が絶叫しているのは、ショーン・メンデスとノア・センティネオ。
ショーンは、子供の頃の彼が映し出されている映像。
「本当の強さというのは、音楽であれ、人生であれ、それをさらけ出せることだと思う。僕にはか弱さがあるけど、それは良いことだと思うんだ。子供の頃の僕は、今の僕を見て誇りに思ってくれると思う。僕はカルバンを着て真実を語る」と言っている。