ヴォーカル兼ソングライターのクリストファー・チュウは、
Galileo Galileiのアルバム『Alarms』やミニ・アルバム『See More Glass』で、プロデュースや共作も手掛けていて、「彼らとはお互いにすごく影響を与えあっている」と語っていた。
というのもガリレオの“Birthday”(2013年の『Alarms』収録)は、実はPOP ETCの“プリーズ・ドント・フォーゲット・ミー”という曲にインスパイアされて生まれた曲だそう。ライヴでも最後に演奏された祝祭感溢れるエモーショナルなその名曲“プリーズ~”が、ようやく今度のニュー・アルバムで聴けるというわけだ。
時空を超えた2バンドの絆の深さに、話を聞きながらしみじみしてしまった。
木村カエラや菅野よう子(『残響のテロル』)との共作など、日本の滞在も長くなじみ深いクリストファーだが、いまだに来日するたびに驚くことは、
「赤信号になると車が通ってなくてもみんなが立ち止まること」だそう。
つい、渡ろうとして、慌てて立ち止まるらしい。なるほど。
3年振りの新作『スーベニア』についてのインタヴューは、今後ロッキング・オン本誌で掲載する予定です。(井上貴子)
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