明日、さがみ湖プレジャーフォレストで行なわれるFREAKS MUSIC FESTIVAL'11に出演するため来日したWashed Outことアーネスト・グリーン君に取材をしてきた。
日本ではあんまり定着していない「チルウェイヴ」という俗称だが、これ、ブログから生まれた造語。音的には、端的に言えばシューゲイザーと80年代のノスタルジックなダンス・ミュージックが融合した感じとでも言おうか。
2000年代後半から、そんな俗称でトロ・イ・モアやネオン・インディアンが形容されることになったわけだが、その中心地にいたのがWashed Out。これまで2枚のEPをリリースし、7月にようやくファー
スト・アルバムをリリースするのだが、アメリカのレーベルはSubPop、イギリスのレーベルはDominoという、優良2レーベルから御指名を受けるという優等生っぷり。
フェイスブックを見てもらえば、彼の音楽も聴けるはず。
http://www.facebook.com/washed.out
というわけで、一足先にアルバムを聞かせてもらって、折角なのでインタヴューをさせてもらった。
大体、この手のアーティスト(インディ嗜好強し、宅録型ミュージシャン)って一癖も二癖もある人が多いのだが、会ったら絵に描いたような、爽やかな好青年で笑ってしまった。
この時期に日本に来ることも、まったく気にならなかったというか、自分のような人間にしてみれば来られることってこれまでなかったし、震災のあった今であれば尚更、と言っていた。いい奴。好きな音楽は、エイフェックス・ツインとかスクエアプッシャーとか、そっち方向みたいなのだけど。(古川)