クヴァラータク@Shibuya Quattro

クヴァラータク@Shibuya Quattro

ということで、ピースが1時間以内で終わったので、そのままクアトロに移動。
ノルウェイの暴れん坊集団、話題のクヴァーラタクの初来日公演を観てきた。

会場に入ったらちょうどバンドが出てきたばかりだったんだけど、ステージ中央にたたずむヴォーカルは、上半身裸で、頭にはフクロウのはく製が乗っかっている!!
あまりにも異様なそのスタイルに度肝を抜かす。そして思わず爆笑。

もともとはブラック・メタル畑出身のバンドだが、今鳴らしているのは、70年代のハード・ロックを基盤とした極悪ロックンロール。
トリプル・ギターが壮絶なノイズをかますんだが、ひとりひとり役割分担もハッキリしていて、見た目はハードコアだけど、アンガス・ヤングやテッド・ニュージェントなみのロックンロールをこなすリードに、終始ニコニコしていたオタク体系のノイズ担当(しかも、よく見ると大半ではピックを使ってなくて、指でストラミングしてた)、そして暴れっぷりやギターの構え方が画になる、ルックス重視のパワーコード担当みたいな感じだった。
というか、彼らも含めて、メンバーそれぞれのキャラがめちゃくちゃ立っていて、それもまた観ていて楽しい。

もうちょっと音が大きかったら良かったが(クアトロの音量はあんなもんじゃなかったはず)、それでも汗まみれのパフォーマンスは素晴らしかったし、現在、コンヴァージやハイ・オン・ファイアとツアーをしたり、彼らがエクストリーム音楽界でモテモテなのも良く伝わってくるライヴだった。また観たい。(内田亮)
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