ZEDDを観る

最新作が全米チャートで初登場4位となり、肩で風を切っての凱旋ライブとなり、凄まじい盛り上がりだった。現在のEDMシーンのなかで、ライト・ウイングのフロントラインに立つアーティストならではの、徹底してEDMの快感原則を追求する、誤読も深読みも許さない、明解さが気持ちいいライブだった。
光の洪水のようなムービーングライトが動き回り、銀テープが何回も飛び、レーザーが走り回り、CO2がやたら吹き出し、巨大なLED画面の映像はジェットコースターのように変わっていく。
お約束のEDM演出と言えばその通りだが、音楽と同じ明解さの持つパワーが半端ではない。
客は踊る踊る、歌う歌う、とにかくたのしそうだった。サマーソニックが楽しみ。
明日のワールド・ロック・ナウでは、その最新作「トゥルー・カラーズ」を紹介します。
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