まだまだ続くツアーなので内容を詳しく書けないが、来た人の心に残る素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
最新作の曲は、ライブだとより生々しくなり、リアルになり、とても近くになる。
最新作のある意味テーマソングとも言える「ひめゆりの詩」が凄かった。
「平和と呼ぶには遠く、歴史にするには早く、記憶に残せない深い傷を、慰める術はないのか」
「悲しみよりも悲しく、憎しみよりも憎い、記憶に残せない強い怒りを、紛らわす術はないのか」
「暗闇の中、母は言った、生の限り生きろと、忘れるなひめゆりの詩を、歴史にするには早過ぎる、語り継げひめゆりの詩を」
この歌詞がキヨサクの肉体を通してライブ会場の空気を揺らすと、本当に言葉に力が宿り、僕たちの心と身体を動かすのだ。たくさんの人に体験してもらいたいライブだ。