幕張のポップスプリングでショーン・メンデスを観た。
照明が落ち、ビジョンに名前が映し出されと凄い歓声あがる。
ショーン・メンデスは一人アコギを持って登場。いきなり弾き語りが始まるのだが、歌い出した時の本物感とオーラが半端ない。
ビジョンに映し出される姿は、まだ少年のあどけなさが残る可愛らしい18歳だが、ステージから放出されるエネルギーはすでにトップアーティストのもの。
とにかく曲のクオリティが圧倒的。どの曲もスタンダード・ナンバーのような堂々としたメロディを持っている。それが彼の歌によって肉体を持った時の説得力は、とても強靭なものになる。
1時間のステージがあっという間に感じられた。
基本はシリアスなシンガー・ソングライターなのでアイドル的な人気に戸惑いがあるのでは、と思っていたが全然違っていた。
お客さんを巻き込んでいくステージは見事。とにかく歌わせ、手を振らさせ、叫ばせ、手拍子をさせ、お客さんと一緒にライブを作っていく。自分のアイドル性を利用しながら楽しんでいる。
番組では詞を朗読しなが気合いを入れて紹介したが、もっと力を入れた方が良かったかもと思えるステージだった。
ショーン・メンデスのステージ、期待以上の素晴らしさだった。
2017.03.25 22:17