心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に、脳が恐怖を感じたと推定された際に、1日最大3千円の報酬を与えた。
これを5日間続けると、汗をかく量などが大幅に減った。恐怖の記憶が和らいだためと分析される。
川人光男・脳情報通信総合研究所長と千葉俊周連携研究員らの成果で、米科学アカデミー紀要(電子版)に発表された。
PTSD治療に新たな方法が開発された。脳が恐怖を感じたと推定された際にお金を渡すと、症状が治まった。
2018.03.07 20:00