パブリック・イメージ・リミテッドを観た。ジョン・ライドンはまた太っていた。

パブリック・イメージ・リミテッドを観た。ジョン・ライドンはまた太っていた。
とても楽しいライブだった。本編が終わった時「えっ!もう終わり?」と思ったくらいあっという間だった。90分のステージなので、決して短いライブではなかったのだが、楽しくて短く感じた。
パブリック・イメージ・リミテッドがスタートした時、そんなに長くは続かないだろうと思った。僕だけでなく多くの人が思ったはずだ。
しかし40年続いた。それは何故か?その答えがこのライブにはあった。
40年前、難解な前衛ロックと思えたパブリック・イメージ・リミテッドは、実は普遍的なロックンロールの新しいスタイルだったのだ。
40年たち、誰もが踊れる楽しいロックンロールとして鳴っているパブリック・イメージ・リミテッドの凄さ、普遍性を堪能できるステージだった。
しかしジョン・ライドンはどこまで太るのだろう?もはや太ったキャラとして完成してしまい、痩せたジョン・ライドンなどジョン・ライドンではないというレベルまで来てしまった。
痩せたら人気なくなるだろうな、なんてそれこそ40年前なら想像もできないことを考えながら帰途についた。
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