敬老の日記念「今、ロックが来ている」はカルロス・サンタナ74歳。番組のリクエストで紹介した新曲「ムーヴ」。変わり続けるサウンドと変わらないギター・スタイルは健在。本当に柔軟で自由な人なんだと思う。

敬老の日記念「今、ロックが来ている」はカルロス・サンタナ74歳。番組のリクエストで紹介した新曲「ムーヴ」。変わり続けるサウンドと変わらないギター・スタイルは健在。本当に柔軟で自由な人なんだと思う。

サンタナをシーンの最前線に再び呼び戻した大ヒット曲「スムーズ」と同じロブ・トーマスとのコラボレーション。新しいアルバム「BLESSING AND MIRACLES」には他にもたくさんのゲストが参加している。
「私はサーファーのように、様々な人達によって作られた曲という波に乗っているだけ」という言葉通り、多様な曲でサンタナは気持ち良さそうにギターを弾いている。ただこの曲もそうだが、恐ろしいのは、どんな曲もサンタナのギターが鳴ると、全てがサンタナの曲になってしまうこと。
やはりギターはロックにとって最強の武器なのかもと、彼のギターは思わせてくれる。
G‐Easyとの「シーズ・ファイア」もヒップホップというより、ラテン・ロック。でもこの曲からサンタナのギターを取ったら、まるで違う曲に聞こえるはず。「私が人を選ぶのではなく、私が選ばれているのだ」という彼の言葉は深い。


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