ジェイソン・ムラーズを観る

ジェイソン・ムラーズを観る

仕事の都合で前半3分の1を観ることができなかったので、ブログには書かないつもりだったけど、どうしても書きたくなってしまった。
彼のソングライターとしての才能の巨大さは誰もが認めるものだが、その見事な作品はライブだとより輝きを増す。その事を改めてて強く感じることが出来るステージだった。
とにかくライブ・アーティストとしての筋力が凄い。歌は無論のこと、演奏者としての筋力、その場の空気を自分の物にしてしまう不思議なオーラ、どれをとっても凄い。いわゆるAORというジャンルにも仕分けされることもあるアーティストだが、ライブでのグルーヴィーなパフォーマンスに接すると、彼の表現の核がとてもロック的なものであることが伝わって来る。
照明も素晴らしかった。大げさな仕掛けがあるわけではないが、シンプルな色と動きで、とてもドラマチックな効果を演出していた。
いろいろな意味でポップ・ミュージックのあるべき姿をけれんみなく体現しているアーティストだと思った。
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