ナイル・ロジャースを観る

現役感のあるアーティストの懐メロは楽しい。期待通りのステージで盛り上がった。
ブルーノートで5日間10公演という凄い回数のライブをやっているので、ほとんど箱バン状態のリラックスした雰囲気。
MCも「今日も来てくれてありがとう。もう何回も来ている人がたくさんいる。君も君も君も、みんな憶えているよ。そこの彼は毎回いるんじゃないか。兄弟だな(笑)。ところで今日が初めての人はいるかな? 結構いるね。帰ってくれる(笑)」といった思い切り和んだ感じだった。
とにかくサービスに徹したショーで、みんなが待っているダイアナ・ロス、シスター・スレッジ、デビット・ボウイから、それほど待っていなかったデュラン・デュランまで究極のセットリスト。本編最後は「おしゃれフリーク」を客と大合唱。アンコールは「グッド・タイムズ」でステージに客を上げて一緒に踊ってしまう。
ひょっとしたらダフト・パンクもやるのではと思ったがやらなかった(笑)。
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