モグワイは……

モグワイは……

モグワイだった。

当たり前の話みたいだが、外が雷雨だろうが何だろうが、隣でがんがんダンスビートが鳴ってようが、彼らの築き上げる端正な轟音の巨壁は磐石だった。

代表曲を総ざらいしたようなセット。よくも悪くも、目新しさはない。一曲一曲を高い集中力で形にするだけだ。

でも、彼らのライブを体感すると、ギターノイズというものがこんなにも饒舌で色彩豊かなものであるか、思い知らされる。

(柴那典)
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