この夏が終わるとミューズが日本にやってくる!
実に8年ぶりの来日公演だが、なぜこんなにブランクが空いたかと言えば、前回の『ウィル・オブ・ザ・ピープル』ツアーでも、前々回の『シミュレーション・セオリー』ツアーでも、何故か日本はスキップされてしまったからで、結果的に日本のファンは極端にエレクトロニックに振れたミューズの異形期も、そこからヘヴィに回帰したミューズの復活期も目撃できなかった、という悔しい思いがある。
しかし、最新ツアーに先駆けてリリースされた新曲“Unraveling”はエレクトロニックとヘヴィという過去2作のモードを一曲に詰め込んだ過剰なシングルであり、ツアーもまた両極のいいとこ取り、つまりミューズらしさ全開のカタルシス・ライブになることは間違いない。
ロッキング・オン最新号ではそんなミューズの来日を祝し、『ウィル・オブ・ザ・ピープル』時のマシュー・ベラミーのインタビューをお届けする。ヘヴィ回帰期のインタビューだけに、ギターロックバンドとしての、最強ライブアクトとしてのミューズのコアに迫るエッセンシャルな発言集だ。8年ぶりの彼らを迎える直前の予習として、ぜひチェックを!(粉川しの)
ミューズの記事が掲載されるロッキング・オン9月号