帰ってきたまりん


静止しているかのようにゆっくりと前進していくビート。
どこまでもシンプルで、どこまでも無機質な音の連鎖なのに、
それらが重なり合うと、どこまでもロマンチックな空間が広がっていくライブだった。何時間でも見ていたかった。

ゆら帝、TRICKY、THA BLUE HERBが駆け抜けた真夜中のMIDNIGHT SONICは、まりんでようやく朝を迎えた感じ。外にも、そろそろ太陽が昇り始めるころかな。(古川純基)