アジカンの後藤正文にインタビュー。ニューシングルについて、コロナ状況下でのこと、バンドのこと、久々にじっくり語ってもらった

まあアジカンの場合は、去年2019年の前半にアルバム『ホームタウン』を出してからすぐにガッシリと全国ツアーをやって、夏フェスもビッシリと出て、エルレ/テナーとの対バンツアーもでっかく3ヶ所でやって、そのあとイギリス/フランスツアーに出かけて、その後、今年になってコロナが始まったわけだからまだ被害は少ない方である。

それでも今年開催予定だった「TOUR2020酔杯2」を7本延期したわけで、やはり活動は大きく影響されている。

1年2ヶ月ぶりのリリースとなるニュー両A面シングル「ダイアローグ/触れたい 確かめたい」は、去年のイギリス/フランスツアーの時にイギリスでレコーディングしたもの。
“ダイアローグ”は、大ぶりで確信に満ちたグルーヴ、と同時に繊細に施されたサウンドトリートメント──両面からの攻めの姿勢が素晴らしい。

もう一曲“触れたい 確かめたい”はアジカン初のシンセベースに乗って流れていくポップ・ロックで、羊文学の塩塚モエカを迎えてのデュエット。新境地で新鮮。

久々のゴッチ登場なので、このシングルのことはもちろん、コロナ状況下でのこと、バンドのこと、いろいろと話してもらった。

(下の写真は完全生産限定盤に付いてるTシャツ)

9月30日発売のロッキング・オンJAPANに掲載します。(山崎洋一郎)

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