00年代ロックンロールリバイバル期にデビュー。伝説のアウトロー:ロイヤル・トラックスや初期PJハーヴェイらの「RAW」なブルース衝動を継承するデュオとして大向こうから一目置かれ、インディロックのベテラン刺客に成長したザ・キルズ。
その音楽的変遷・成長を見事に凝縮した6th『ゴッド・ゲーム』で久々の帰還を果たすふたり=アリソン・モシャートとジェイミー・ヒンスにインタビューさせていただきました。
実は、キルズの本誌初取材(確か03年来日時。当時彼らのツアマネだったスティーヴ・アオキも現場にいたと思う)に立ち会い役として参加したことがあった。それぞれ「ヴィヴィ」と「ホテル」のニックネームを名乗り、黒づくめ&アイス・クールなカリスマと謎めいたオーラを放つ彼らには気圧されたもの。しかし今回のZOOM取材ではアリソンは赤いパーカ、ジェイミーは黄色いセーター姿で登場、実に自然体でポジティブに語ってくれた。
若くツッパッていた頃もかっこよかったが、20年後の素顔もやはりかっこいい!と感じずにいられない、キルズのインタビューはロッキング・オン12月号掲載です。(坂本麻里子)
ザ・キルズのインタビューが掲載されるロッキング・オン12月号