ダブリン発・最先鋭オルタナバンド、ザ・マーダー・キャピタルがついに初来日! 最新作『Blindness』でポストパンクの枠を越えたそのサウンドの核心に迫る

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3月に待望の初来日公演を行ったザ・マーダー・キャピタル。彼らは盟友のフォンテインズD.C.らと共に、アイルランドのネオポストパンクシーンを牽引する実力派としてデビューして以降、ポストパンクの殻を突き破る飛躍を続けてきたバンドだ。今回のライブでも高テンションなパンクからダウナーなアンビエント、よりソングオリエンテッドなバラードまで、緩急自在のプレイで超満員の代官山SPACE ODDを沸かせまくってくれた彼らに直撃。
ロッキング・オン最新号でボーカルのジェームスが「とことんハイで、とことんロウ」を突き詰めたという最新作『Blindness』について、TMCサウンドの秘密について語ったインタビューをお届けする。

新宿の居酒屋で枝豆をつまみつつジェームスにインタビューをした後、メンバー全員集合してロケ撮影のはずが、待てど暮らせどドラマーのダーマッドが現れず(新宿で迷子になっていた模様)、急遽4人のみのフォトセッションになるなど、初来日らしいハプニングも。ちなみに「フォンテインズの連中が歌舞伎町で写真を撮ってるのを見て、僕らもそこに行ってみたくなった」そう。両バンドは本当に仲が良いようで、ジェームスは来日前にフォンテインズのグリアンに電話をしてアドバイスを乞うたのだとか。

「グリアンに電話して『今度、日本で初めてライブするんだけど、どんな感じ?』って訊いたら『ワーーーー、拍手パチパチパチパチーってなった後、いきなりシーーーーンとなるけど、大丈夫、そういうもんだから!そこはビビるな!』って(笑)。でも、あれはあれで超クールだったよ。あと他の国よりも声掛けが熱かった。マジで完璧だったよ、超良かった」

「次はぜひフェスで来たい!」と言っていた彼ら。ぜひお待ちしています! (粉川しの)


ザ・マーダー・キャピタルの記事が掲載されるロッキング・オン6月号

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