トーキョー・エレクトロ最終兵器

THE LOWBROWS『For Whom The Bell Tolls』
THE LOWBROWS For Whom The Bell Tolls
エレクトロという潮流が世界の音楽シーンに巻き起こり始めたのはもう1〜2年前に遡るし、東京のクラブ・シーンもそれにすぐさま呼応してきた。いまやPerfumeのブレイクも経由してJ-POPのお茶の間レベルにその感覚は伝わってきている。だからTHE LOWBROWSの登場には「やっと」という思いを感じざるを得ない。ようやく本格的にエレクトロの「切れ味」と「攻撃性」をオリジナル楽曲として放つユニットが現れたのだ。05年から活動開始。あらゆる楽器を自在に使いこなしDJとしても活動するChakiと、幼い頃からクラシック音楽に親しんできたという音楽偏差値のかなり高い男女二人組。デビュー前にサマソニに出演も果たし、Chakiは国内外のそうそうたるメンツともDJとして共演をしてきている。MISIAなどのリミックス、SMAPへの楽曲提供など、裏方としてのキャリアも長い。というわけで、満を持してリリースされるファースト・アルバム。歪んだシンセ、畳み掛けるようなビートは、間違いない説得力を持っている。というか、この類の音楽は“音”の説得力が全て。聴けばわかるはず。(柴那典)
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