どこのだれか(Vo・G)のハイトーンボイスが突き上げる《We just wanna party again》のリフレインは、光も闇も凌駕するかの如き妖気と切迫感をもって鳴り渡っているし、4人の類稀なる演奏力/表現力によってロックンロールというスタイルに異形の翼が生えたような、どこか背徳的な魅力すら漂わせている“インナーサークル”。前作“名前のない青”の凜としたエモーションの輝度と併せて体感することで、「2020年の神僕」の凄味がよりいっそう立体的に浮かび上がってくる一曲だ。(高橋智樹)
神僕の野性とロックンロール
神様、僕は気づいてしまった『インナーサークル』
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どこのだれか(Vo・G)のハイトーンボイスが突き上げる《We just wanna party again》のリフレインは、光も闇も凌駕するかの如き妖気と切迫感をもって鳴り渡っているし、4人の類稀なる演奏力/表現力によってロックンロールというスタイルに異形の翼が生えたような、どこか背徳的な魅力すら漂わせている“インナーサークル”。前作“名前のない青”の凜としたエモーションの輝度と併せて体感することで、「2020年の神僕」の凄味がよりいっそう立体的に浮かび上がってくる一曲だ。(高橋智樹)