8月公開の映画『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』のサウンドトラック盤。このシリーズはストリート・ミュージックの最新ベストとなりがちでとても楽しく、前作ではカミラ・カベロの“ヘイ・マ”がたまらなかった！
今作はトラヴィス・スコットやエミネムとの共演も果たし、トラップ節が病み憑きになるドン・トリヴァー、タイ・ダラー・サインとの共演となるジャック・ハーロウと24kゴールデンなど、聴きどころ満載。ベテランではザ・プロディジーのあの“ブリーズ”を加工し、ウータン・クランのRZAがMCを叩きつけるゴツいトラックが強烈。
レゲトンもあるし、日本からはGood GasとJP THEWAVYが手を組んで参加。もちろん日本語パフォーマンスで、アニッタのポルトガル語歌謡同様、まったく浮いてないし、この楽曲をよく盛り上げている。（高見展）
ディスク・レビューは現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。
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『rockin'on』2021年8月号
