グループ魂のニューシングル『だだだ』は、「反骨精神」をそのまま塊にした様な一枚。現在放映中のTVアニメ『べるぜバブ』のオープニングテーマの“だだだ”は性急なバンドサウンドと、突進するように重なるコーラスに、《なにガキだ クソガキだ》といった潔い言葉が容赦なく吐き出されていく。子供の頃と同じように、大人になっても全力で駄々をこねて、衝動に素直に生きていけ、そんなメッセージ性が、社会に縛られた大人たちに強く響いてくるはずだ。そしてぶっといギターのリフとタフなリズム隊のグルーヴが男前なカップリングの“幼稚&DESTROY”は、《ダメって言うから やっちゃうの!》と「良い子でなんかいられない」精神で真っ向から一般論に立ち向かっていく。そんなパンクバンドのピュアネスがこの2曲には詰まっているのだ。3曲目には昨年5月に行われたC.C.Lemonホールでの“大江戸コール&レスポンス”を収録。ところどころに自主規制音が鳴り響きながらも、常に貪欲に、臆することなく観客に笑いと感動を届けていく魂は、やっぱり最強のエンターテイナーなのである。(山本恵子)