Base Ball Bear @ 渋谷C.C.Lemonホール - Base Ball BearBase Ball Bear

Base Ball Bear @ 渋谷C.C.Lemonホール

初のホール2Days公演『Base Ball Bear C.C.Lemon Hall LIVE one day,one day「僕らの2日間演奏」』2日目。昨日に引き続き、もちろんチケットはソールドアウト。前回のツアーでZeppを制したBase Ball Bearが次に選んだ場所はホール会場。一つ一つ着実に大きな会場へとステップを昇り、これまでのBase Ball Bearの集大成とも言えるライブを繰り広げた。気合いの入った2日間のホール公演ということで、2日間ともセットリストが部分部分異なり、ステージセットや照明や演出も趣向が凝らしてあって特別感あるものになっている。それなのに、不思議と特別感を感じさせないのが面白いところだ。ライブはメジャー第一弾シングル“ガールフレンド”で力強い幕開け。“YUME is VISION”“彼氏彼女の関係”“SAYONARA-NOSTALGIA”といったインディーズの頃の楽曲から、“changes”“ドラマチック”“愛してる”といった最新の曲まで、今までにリリースしてきたアルバムやミニ・アルバムに入っている曲をまんべんなく演奏。でも、これがBase Ball Bearにとって特別なことかといったらそうでもない。元々普段のライブからインディーズの頃の曲をふんだんに演っているから。要は、この特別な2日間も普段と変わらないライブが繰り広げられたということで、そうやってBase Ball Bearは変わらず良いパフォーマンスをやり続けて着実にファンを増やしてきているということだと思う。一つ特別なことを挙げるとすれば、小出がメジャーデビュー以来、初のノーネクタイであること! その代わりに今、流行りの黒のベストを着用。自ら、『花より男子』の松潤を意識したと説明しつつ、小出は次々とメンバーの衣装をつっこむ。湯浅は「昔のSMAP」みたいなVネックカットソー、関根は「いたこ」風の青いワンピにジーパンを組み合わせ、堀之内は「パジャマ」っぽいTシャツ&短パン…。うーん、やっぱり特別感はない。恒例の湯浅将平ダンスタイムでは、C.C.Lemonホールにちなんでレモンに「bbb」と描かれたこのイベントのロゴのお面をつけて登場。同じお面を5つくらい観客に投げ込んでは華麗なダンスを披露! 志村けんからマイケルジャクソンまで機敏な動きで切れ味の良いダンスで会場を沸かせた。後半のMCでは、Berryz工房がライブのMCでやっているという世界のなべあつのネタをアレンジした、3のつく数字と3の倍数の時だけ“かわいくなる”を湯浅が再現。そして、関根は1のつく数字と1の倍数の時に“かわいくなる”で、要は全部の数字をかわいく言ってみたり。MCも相変わらず面白い。本編ラスト“愛してる”では、会場全体で「♪愛してる〜」を大合唱。この合唱もまた面白い。男女で分けて女子には小出が「湯浅将平を!」「堀之内大介を!」「この僕を!」「すべての男子を!」と「愛してる」の前にくっつけて歌わせ、男子には「Berryz工房を!」「石井めぐるを!」「関根史織を!」などとくっつけて歌わせ、一風変わったコール&レスポンスを展開。クライマックスでは眩いほどの銀テープが飛び出し、会場の熱気は最高潮に達し終了。やけに短いなと思った人もいたと思うが、「終了じゃないよ〜〜〜!!アンコール!アンコール!」と小出自らアンコールを煽った、影アナウンスが流れる。でも、実はアンコールと称しながらも2部構成ということで、このアンコールでは6曲も演奏された。2部でも久々に“ドッペルゲンガー・グラデュエーション”などインディーズ時代の曲が披露され、ラスト“真夏の条件”“CRAZY FOR YOUの季節”“祭りのあと”という盛り上がらずにはいられない鉄板のセットリストで本日2度目の最高潮を迎えた。ここまで観てきて、久々にやる曲があったり、MCや余興(ものまねとかネタとか)、湯浅ダンスタイムも、影アナウンスも、いつもより気合は入ってるけど、やっぱり基本はいつもと変わらないんだなと思った。その変わらないことがすごく良いと思えるライブだった。2度目のアンコールの前に小出は言った。「『Base Ball Bearはやっぱり初期の方がよかった』とか『メジャーに心を売った』という意見を聞かなくもないんですけど、メジャーデビューを選んだのは自分達の音楽だったり、アティテュードを伝えたいからであって、間違ってないと思ってる。昨日も今日も、インディーズの時の曲と最新の曲も織り交ぜてやってるけど、全然違和感ないでしょ? 演奏するのは僕らの曲であり、何より聴いているのはみんなであり、それは変わらないよね?」冒頭で思っていた「不思議と特別感を感じさせない」のは、きっと彼らの精神性がずっと変わっていないからなんだと思った。その直後、小出は名言を残してくれた。「僕らは、いつまでたっても“夕方ジェネレーション”なんです!」インディーズ・デビュー作『夕方ジェネレーション』をリリースした頃と何一つ変わらないBase Ball Bearの精神性。これからも“夕方ジェネレーション”の精神で突き進んでいってくれることを約束してくれた。「レモンの次は、玉ねぎが乗っかったところでやりたいです」と力強く宣言したBase Ball Bear。着実に玉ねぎに近づいていっていると思う。次なる動きが楽しみで仕方ない!(阿部英理子)1.GIRL FRIEND
2.スイミングガール
3.YUME is VISION
4.ヘヴンズドアー・ガールズ
5.4D界隈
6.彼氏彼女の関係
7.SAYONARA-NOSTALGIA
8.東京ピラミッド
9.changes
10.WINK SNIPER
11.ドラマチック
12.愛してるアンコール
1.GIRL OF ARMS
2.STAND BY ME
3.ドッペルゲンガー・グラデュエーション
4.真夏の条件
5.CRAZY FOR YOUの季節
6.祭りのあとアンコール2
1.夕方ジェネレーション
2.ELECTRIC SUMMER
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