マイルス・ケネディ・アンド・ザ・コンスピレーターズとして新作『World on Fire』を9月16日にリリースする元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュだが、元ガンズのダフ・マッケイガンが現行ガンズの南米ツアーに参加したことにコメントしている。
ガンズ・アンド・ローゼズはベースのトミー・スティンソンがザ・リプレイスメンツの再結成に加わるため、コーチェラ・フェスティヴァルやリヴォルヴァー誌のゴールデン・ゴッズ賞授賞式パフォーマンス、また南アメリカ・ツアーに不参加となっており、そこでの代役をダフが務めることになっていた。
スラッシュとともにガンズのオリジナル・メンバーであるダフは、1996年にガンズを脱退したスラッシュを追って97年に脱退し、スラッシュやマット・ソーラムとともにヴェルヴェット・リヴォルヴァーに参加することになったが、その後、ガンズにも何度か客演を果たしている。今回のダフの復帰についてスラッシュは次のようにデイリー・スター紙に語っている。
「別にたいしたことじゃないし、ダフからも事前に名前は忘れたけど、あのなんとかってやつの代理を務めるって話は聞いてたし」
「俺とガンズとか俺とアクセルとかとはまるで違う関係性になってるんだよ。そんなことで俺も気を煩わせることなんかしないし」
さらにティームロック・ラジオには次のように語った。
「俺はダフについていろいろ決めつけたりしないから。ダフはいつも冷静なんだよ。俺とは違ってアクセルともよっぽど友好的で、中立的な関係を保ってるんだね」
なお、賛否を呼んでいるグラストンベリーでのメタリカのヘッドライナー出演については次のように語っている。
「フェスティヴァルによってはいろんな音楽がマッシュになった折衷的なものもあって、俺はそういうのもいいんじゃないかと思うよ。グラストは俺も何年か前に出させてもらって、面白かったしね。ただ、メタリカを引っ張り出してくる場合には、たとえば、ケイティ・ペリーの次に連中を出すようなことはしちゃだめだと思うよ。メタリカを出すんであれば、メタリカ的なフェスであるべきだよね」