スリップノットのコリィ・テイラーは同じ被り物バンドとしてグワァーやマッドヴェインらとツアーしたいと語っている。
スリップノットからは昨年末にバンドのオリジナル・メンバーのジョーイ・ジョーディソンが脱退していて、バンドの行方が危ぶまれたが、その後コリィはバンドの解散説を否定した。
ライヴメタル誌の取材で強烈なステージ衣装や被り物を特徴とするバンドについて訊かれ、コリィは次のように答えている。
「正直言って、特に今となってはブロッキー(デイヴ・ブロッキー。グワァーのヴォーカル。3月に急死し、先頃ヘロインの過剰服用が死因だったと確定した)が亡くなったっていうこともあるんだけど、グワァーとは一緒にツアーしてみたかったんだよ。グワァー、マッシュルームヘッド、マッドヴェイン。そういうツアーをずっとやってみたかったんだ。だから、俺を信じて待っててよ。そのうちなんかできるかどうかわかってくると思うから」
「このツアーはどうしても実現させてみたいし、とにかくやってみてどうなるもんだかみてみたいんだよね。スリップノット、マッシュルームヘッド、グワァー、マッドヴェインっていうね。ちょっとずっとアンテナを張っている物件だし、ぜひやってみたいことの一つなんだよ。マジな話でね」
バンドは新作制作の作業を続けていると伝えられていて、コリィはスタジオに持って行けるデモが17曲分は出来ていると明かしている。
その一方で、脱退時に「個人的な理由」から脱退に至ったとバンド側から発表されたジョーイは、その後自分はバンドを後にしたわけではないと語っている。
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