今年8月のサマーソニックへの出演を果たし、およそ4年振りの最新ソロ・アルバム『ララバイ・アンド…ザ・シースレス・ロアー』を9月10日に日本リリースしたロバート・プラント。サマソニ来日時のインタヴューが10月1日発売の『ロッキング・オン』11月号に掲載される。
このインタヴューでロバートは、ザ・ストレンジ・センセーション時代やアリソン・クラウスとのコラボレーション、バンド・オブ・ジョイでの活動といった自身のソロ・キャリアを振り返りながら、元ザ・ストレンジ・センセーションのメンバーも参加した新バンド、ザ・センセーショナル・スペースシフターズとの新作制作の裏側を次のように語った。
「まずやったことは基本的なセットリストを作ることで、オリジナル曲ではなく、さまざまな作品を流用したセットから作っていったんだよ。だから、レッド・ツェッペリンの楽曲を持ってきて、それをまるっきりひっくり返してみるとか、あるいはハウリン・ウルフの楽曲をひっくり返してみるとかそういうことをまずはやってみたわけなんだよ。そして、そういうことをやりながら、その合間合間にいろんな演奏や音を発見していくわけだよね。それが楽曲の断片となっていって、今度の新作の種となっていったものなんだよ」
また、このプロジェクトでの今後の活動については、ライヴ活動の合間に「きっと新しい音楽も書いていくことになるはずだよ」と語りながら次のように明かしている。
「それが終わったら、ちょっと休むことになるかな。そして、次のロバート・プラントについて考えるかな」
「別のロバート・プラントを探すってことだよ。そのロバート・プラントは身を隠してるから、いつも探し出してこなきゃならないんだ(笑)。でも、近くにはいるはずだからね」
インタヴューではさらに、レッド・ツェッペリン再結成に関する周囲の発言への思いについても訊いている。
『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
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