トリッキー、デーモン・アルバーンは傲慢すぎて二度と一緒に仕事をしたくないと語る

トリッキー、デーモン・アルバーンは傲慢すぎて二度と一緒に仕事をしたくないと語る

先月自身の本名をタイトルに冠した新作『エイドリアン・サウス』をリリースしたトリッキーだが、ブラーのデーモン・アルバーンとは二度と仕事をしたくないと語っていて、デーモンのことを「傲慢」と説明している。

トリッキーは1996年にリリースしたセカンド・ソロ『ニアリー・ゴッド』でデーモンとコラボレーションを行うことになったが、最終的にこのトラックはアルバムに収録されることにはならなかった。リヴァプールのメディア・アート・センター、FACTのオンライン・メディアとなるFACT・TVの番組に出演したトリッキーはこの時のことを振り返って次のように語っている。

「デーモン・アルバーンとは二度と一緒に働きたくないよ。一緒にリーズで歩いていたことがあって、すごく危ない一帯に差しかかって周りを見渡してから俺は『ここいらのキッズはなんにも持ってないんだな』って言ったんだ。するとデーモンは『みんなにはぼくたちがいるんだよ』って言ったんだよ。それで俺は思ったんだ。『こうしたキッズはみんな刑務所を出たり入ったりを繰り返すだけで、金もないし、それをおまえみたいなやつが……たとえば、俺自身についてならそういうことを言われても構わないけど、俺にはそんなことを口にする傲慢さは持ち合わせてないよ』ってね……キッズはなんにもなくて生きていて、ないから裏稼業に精を出してるのに、それを『みんなには自分がいる』だなんて、俺はそこまで傲慢にはなれないよ』」

また、インタヴュー中、トリッキーは自身のキャリアの出発点ともなったマッシヴ・アタックについて「マッシヴ・アタックについてなんか俺は別にどうでもいいし」と語っていて、政治家とやりとりのあるミュージシャンについて次のように語っている。

「ボノとかはローマ法王やオバマなんかとつるんだりしてるわけだよな。一介のミュージシャンが政治家なんかとつるむっていうのは本当に恥ずべき行為だと思うよ。デイヴィッド・キャメロン? オバマ? 俺だったら100万ポンド(約1億8千万円)貰ったって握手もしたくないね」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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