レディオヘッドの新作CD、UKのHMVサイトでは予約受付を開始

バンドの公式ブログにおいて、ニュー・アルバム『In Rainbows』を10月10日にダウンロード発売することを、先日明らかにしたレディオヘッド。

現在事実上同作品の注文受付専用サイトと化しているバンドの公式サイト(Radiohead.com)によれば、10月10日にダウンロード・リリース(価格はユーザーが設定)、12月3日には12インチのアナログ2枚とCD2枚に加え写真集などの特典つきのディスク・ボックスを発売(定価は40ポンド)する予定だが、10月4日現在のところ「同サイトでのみの発売」とサイト上に明記されている。しかし、イギリスのHMVの公式サイト(hmv.co.uk)では、なぜか『In Rainbows』CDの注文受付ページが開設されており、話題をよんでいる。

イギリスHMVのサイトでは、『In Rainbows』はCD1枚組で11.99ポンド(約2,840円)の定価が付けられており、12月3日に発売予定、発売レーベルは<Parlophone>との記述も。<Parlophone>といえば、EMI傘下のこれまでレディオヘッドの作品をリリースしてきたレーベル。

なお、10月4日付のNME.comによれば、レディオヘッドのマネージャーのクリス・ハットンとブライス・エッジが、BBC Radio 4の番組に出演(現地時間10月4日)。その際にレコード会社との契約についてたずねられたクリスは「必ず(レーベルと)契約を結ぶ。あと7日間ほどでこの問題を解決させるつもりだ」と述べたという。バンドは、多くの人々にCDを届けるインフラを持つレコード会社の力を必要としているという。それに加え、今回の新作のユニークな販売方法が、レコード業界の終焉の前兆を示唆するものではないともコメントしている。またブライスによれば、バンドは今回のような自由価格設定制にしても、無料でアルバムをダウンロードはしないだろう、とファン達を信頼していたのだという。

なお、バンドの公式サイトには、10月1日に新作のプレ・オーダーをスタートしてから、注文アクセスが集中し、パンク寸前の状態となった。Billboard.comによれば、ギタリストのジョニー・グリーンウッドは、「凄すぎる。予想していた以上のアクセス数だ」とのコメントをwaste.uk.comに書き込んでいる。

なお、この『In Rainbow』のダウンロードは、ユーザーが好きな価格を設定できるが、注文サイトの設定で、1ダウンロードあたり99.99ポンド(約23,700円)以上では購入できないようになっている。
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