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    目が見えないことで得することを振られたスティーヴィー・ワンダーのトップ10

    目が見えないことで得することを振られたスティーヴィー・ワンダーのトップ10

    1976年の傑作『キー・オブ・ライフ』の全曲ライヴ・ツアーをアメリカで敢行しているスティーヴィー・ワンダーだが、テレビのトーク番組で目が見えないことで得することを語っている。

    アメリカのトーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演したスティーヴィーは番組中目が見えないことで得することのトップ10を披露し、10位から8位までの「実は見えていても目が見えないふりができる」「実は見えていたのに見えなかったと言える」「知っている人に会っても気づかないふりができる」などを紹介。ただ、そこまでかなり時間を使ってしまったためデイヴィッド・レターマンがなんなら1位にいきなりいってみたらと勧めると、「スティーヴィー・ワンダーのふりをしてギャラをもらえる」と1位を発表した。

    また、番組中ではリトル・スティーヴィー・ワンダーとしてスティーヴィーが12歳の時に放ったヒット曲"フィンガーティップス"に話が及び、どうせならライヴを今披露しようかという展開になると、スタジオのバンド・リーダーはスティーヴィーが大人になってしまってキーが違うから無理だとわざといったん拒否("フィンガーティップス"はライヴ録音の曲で、演奏がいったん終わった後にスティーヴィーがアンコールに戻るとバンド・メンバーが「キーは? キーは?」と確認する声も収録されていてこれの洒落にもなっている)。すると、スティーヴィーは自分の声のピッチを変えるマイクを用意したと打ち明けて"フィンガーティップス"を披露した。その後、スティーヴィーは演奏ステージへ移ってキーボードを弾きながら『キー・オブ・ライフ』の"回想"を披露した。

    大人になったスティーヴィーの"フィンガーティップス"はこちらから。
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