これが世界規模のステージだ! coldrain、日本の誇りを叫んだ夜をレポート!

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今月、東名阪で行われたcoldrain主催イベント「Blare Down Barriers 2015」。大阪公演にはTOTALFAT、NAMBA69、The BONEZ、東京公演にはNOISEMAKER、BLUE ENCOUNT、FACT、そしてcoldrainの地元である名古屋公演には[Alexandros]、Crystal Lake、ACIDMANと豪華アーティストが登場した。このうち、RO69では今月24日に新木場STUDIO COASTで行われた東京公演を写真とレポートでお届けする。

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coldrain主催「BLARE DOWN BARRIERS 2015」の東京公演が、新木場STUDIO COASTで行われた。東名阪の3ヶ所で開催される本企画、東京公演のゲストとして呼ばれたのはNOISEMAKER、BLUE ENCOUNT、FACTの3組。平日の午後5時という早めの開演時間にも関わらず、多くの人が集まった会場に先陣を切って現れたのはラウド界の新星NOISEMAKER! 初っ端から激しく力強いアクトをぶっ放し、フロアの温度を上げていく。続いて登場したのはBLUE ENCOUNT。「coldrain大好きです!」と尊敬する彼らとの思い出を語りつつ、自身のエモーショナルなサウンドを爆発させその存在感を際立たせていた。そしてトリ前を担ったのはFACT。その抜群の安定感と貫録で、他に引けを一切取らない圧巻のステージングを見せた。3バンドとも色が異なるアクトではあったが、共通して話していたのはcoldrainへの尊敬の思いと、今日の彼らのステージへの期待だった。

そんな期待を一身に背負って灼熱のフロアに堂々と現れたのは、coldrain! 荘厳で神秘的なSEに合わせてバンドロゴが描かれたバッグフラッグが現れると、フロアはより一層の高揚を見せる。そして「We are coldrain!」というMasato(Vo)のシャウトから一気に畳みかけられた“The Revelation”で、その勢いは早くも沸点に! 彼らの放つ轟音に掻き乱されたフロアへ向けられた「戦えよ、コースト。最後まで生き抜けよ」というMasatoからの挑発に、会場は“No Escape”で2階席が揺れるほどの特大ジャンプで応えた。RxYxO(Ba)、Sugi(Gt)、Y.K.C(Gt)も縦横無尽にステージ上を駆け回り、“Time Bomb”のラストではMasatoの吠えと同時に照明が一気に落ちるという劇的な演出を見せた。

MCではMasatoが出演3バンドへの感謝を告げ、「暴れる準備出来てますか!? 助け合えよ! 誰一人怪我せず帰れよ!」と示唆し、「ここで生まれた曲」と“Evolve”へ雪崩れ込む。身体を直に殴られているかのような強さを持ったKatsuma(Dr)の深いドラミングとMasatoの地を這うような低音シャウト、そしてサビで美しく抜ける高音のメロディックな美しさ。天と地、激と美を一曲のなかで表現する彼らの楽曲センス、そしてそれをライヴで完璧なまでに昇華させるライヴバンドとしての力量に、これが世界レベルなのかと唖然とした。そしてそのまま“Six Feet Under”“Die tomorrow”と畳みかけ、「名古屋で色んな壁を崩そうと思って始めたイベント、東京に持ってこれた頃には壁なんて一切ありませんでした。ライヴハウスを出たら争いはまだまだあるからさ。一緒に戦おうぜ、新木場!」と、今日という日への想いを語ったMasatoにこの日一番の大歓声が贈られた。

“The War Is On”の轟音とバックライトに煌々と照らされる5人、拳を上げながらシンガロングをするフロア。一体感という一言では言い尽くせないほどにひとつになったその光景からは、coldrainの音楽を心から信じ、彼らと共に見えぬ明日を生き抜いていこうという生命の力強いエネルギーと決意を感じた。彼らの曲には、明日も頑張ろうだなんてポジティブで直接的なメッセージはない。そこにあるのは、誰もが持つ潜在的な闘争心や怒りにも似た感情を呼び起こす爆発的な熱量だ。危険であるが、人間の最も強い感情に生々しく問いかけるcoldrainの音楽に感化された会場はまさに無敵。ラストの“24-7”の最後の一音が鳴り止むまで、その空間は5人の手によって完全に支配されていた。

熱しきった会場からのアンコールに呼ばれて再度登場した5人は、ミネラルウォーターの入ったペットボトルをフロアに大盤振る舞い! Masatoの遠投サービスには、後方にいるファンも手を伸ばしてキャッチしようと奮闘していた。そんな会場とのコミュニケーションに富んだ和やかな雰囲気の中、「海外とか行くようになると、日本という環境がどれだけ素晴らしいものかっていうのを改めて実感していて」と話し始めたMasato。世界を渡るバンドとなったcoldrainを支えているのは故郷・日本にいるファンのおかげであると話し、「ひとつだけ言わせてください、誇りを持ってください。日本人として、胸を張って生きてください」とメッセージを投げかけた。その言葉に会場が割れんばかりの歓声で応えると、「最後に全員の声聴かせて!」と、“Aware And Awake”“Final Destination”を大熱演! 一瞬たりとも息抜く間を持たせない圧巻のステージは、その熱と勢いを絶やさぬまま幕を閉じた。(峯岸 利恵)

■ coldrainセットリスト
01. The Revelation
02. No Escape
03. Time Bomb
04. Evolve
05. Six Feet Under
06. Die tomorrow
07. You Lie
08. The War Is On
09. To Be Alive
10. 24-7

アンコール
01. Aware And Awake
02. Final Destination
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