フリートウッド・マックのミック、ハリー・スタイルズと文通していると明かす

フリートウッド・マックのミック、ハリー・スタイルズと文通していると明かす

クリスティン・マクヴィーが復帰したラインナップでイギリス・ツアーを敢行中のフリートウッド・マックだが、ミック・フリートウッドはワン・ダイレクションのハリー・スタイルズと期せずして親しくなったことを明らかにしている。

ザ・ミラー紙の取材に応えたミックは次のように語っている。

「ぼくたち文通してるんだよ! 13歳になる(双子の)娘たちとその友達連中をワン・ダイレクションのライヴに連れて行ったことがあって、最初は『パパ、お願いだから恥ずかしいことしないでね。絶対に踊ったりとかそういうことはなしだから!』ってきつく言われてたくらいなんだけど」

「それからミート・アンド・グリートみたいなことがあって、そうしたらどうなったかというと、パパの方がスーパースターになっちゃったんだよ!」

「なんと実はワン・ダイレクションのメンバー全員が逆にぼくに会いたがってたんだよ! ぼくの株はそのまま上がったなんてもんじゃなかったよ! バンドのソングライター・チームも全員ぼくに会いたがってくれたし。その時ハリーに会って、それ以来、ハリーにはぼくたちのライヴにも3回も来てもらってるんだよ。折に触れて妙な場所から便りをくれるんだ」

以来、ハリーはバンドとも親しくなって先週スティーヴィー・ニックスにもお手製のバースデイ・ケーキを贈ったという。

なお、フリートウッド・マックはブラー、ザ・ブラック・キーズ、ザ・プロディジーらとともに今週末に開催されるワイト島フェスティヴァルへのヘッドライナー出演を予定しているが、実はイギリスでも絶大な人気を誇るフリートウッド・マックについては今年のグラストンベリー・フェスティヴァルへのヘッドライナー出演が濃厚だというのが当初の下馬評ともなっていた。しかし、それをどうやって覆したのかという問いに、ワイト島フェスを運営しているジョン・ギディングスは「金に物を言わせた」と語っている。ミュージック・ウィーク誌にギディングスは次のようにグラストンベリーと競合することのしんどさを語っている。

「(グラストンベリー・フェスの)マイケル・イーヴィスに『どうやってフリートウッド・マックにうんと言わせたんだよ?』って訊かれたから『金に物を言わせたんだよ』って答えてやったよ(笑)! グラストンベリーっていうのは本当にアドヴァンテージに恵まれてるからね。(なにも発表していない)前売りから完売してるんだから。うちのばあちゃんを出させることにしたって開催できちゃうんだろうからさ。残りのぼくたちはみんな、魅力的なラインナップをすべて作り上げてお客さんの関心を引いて初めて来てもらえるという領域でまだやってるんだからね」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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