英労働党議員、欧州文化首都の招致に向けてグラストンベリーのロンドン開催構想を主張

英労働党議員、欧州文化首都の招致に向けてグラストンベリーのロンドン開催構想を主張

イギリスの労働党のギャレス・トーマス議員は2023年にロンドンが欧州文化首都に制定された際には、1年だけグラストンベリー・フェスティヴァルをロンドンで開催するべきだという構想をぶち上げている。

トーマスは現在、国の下院議会のロンドンのハロウウェスト地区の代議員となっているが、ロンドン市長選への出馬が濃厚だといわれていて、自身がロンドン市長となった際にはグラストンベリー・フェスティヴァルなどのイヴェントを開催する構想を温めていることを明らかにしている。欧州文化首都は毎年EU(欧州連合)より制定された都市で文化的なイヴェントを通年で開催するもので、インディペンデント紙の取材にトーマスは次のように答えている。

「次回イギリスの都市が欧州文化首都に制定される可能性があるのは2023年で、開催都市決定選考が始まるのは17年だから、次期市長なら半年か1年かけてそれに備えられるということです」

「ロンドンは都心ではすでに名立たる文化施設が豊富に揃っていますが、ロンドンの外側に行きますと、芸術の振興や芸術向けの施設への出資は難しくなっているという状況があります。しかし、ロンドンには膨大な数の芸術的な才能が眠っているのです」

「そして欧州文化首都をロンドンに招聘するにあたって、芸術と文化の1年をロンドンで開催するためにもグラストンベリー・フェスティヴァルを持って来てはどうかと提案しているのです。(雨が降った時の)グラストンベリーの泥は上質なものだということはよく知られていますが、ロンドン周辺の土地の泥はさらに洗練されたものになっているのですから」

なお欧州文化首都はイギリスの都市で2023年に開催することはすでに決定しているが、どの都市になるのかは追って選抜が行われる。現時点ではダンディーとリーズが候補として濃厚とされている。

また、グラストンベリー・フェスティヴァルを運営しているマイケル・イーヴィスは先頃、将来的に現在のワージー牧場周辺からの会場の移転もありうると語っていて、会場や土地を一元管理できる環境が望ましいと次のように語っている。

「フェスの将来についてはいつも心配してるんだよ、ぼくが所有しているのは会場の真ん中部分だけだから、土地が使えなくなることもあるんじゃないかってね」

「ピラミッド(メイン・ステージ)があるところやその周辺は全部別な人たちの土地だから、長期的に見れば問題になるかもしれないよね」

「いずれ、もっと大きくて、一元的に管理されている敷地を探さなければならなくなるかもね。実際、それが一番理想的な環境だから、長期的にはそういうこともあるかもしれないよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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