ジミー・ペイジ、キース・リチャーズの「ツェッペリンは空っぽだった」発言に言及

ジミー・ペイジ、キース・リチャーズの「ツェッペリンは空っぽだった」発言に言及

来年から本格的にソロ活動に専念することを明らかにしているレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジだが、キース・リチャーズがレッド・ツェッペリンについてこきおろしたことについて受け流してみせている。

キースは10月にローリング・ストーン誌との取材でツェッペリンについて次のように語っていた。

「ジミー・ペイジのことは大好きなんだけど、あのバンドとなるとそうじゃなくて、ジョン・ボーナムがまるで操縦の利かない巨大トラックのようなドラムで高速をかっ飛ばしている感じになっちゃうとね。なんか、音楽シーンの方向があれで一方的に決まっちゃったんだよね。ジミーは素晴らしいプレイヤーだよ。でも、あのバンドに関してはなんかちょっと空っぽなところも感じたりしたんだよね」

これに対してジミーはクラシック・ロック誌の取材で次のように語っている。

「キースがなにをいおうとぼくは構わないよ。キースはあのキース・リチャーズなんだから。彼はこれまでとてつもない成果をこれまでいくつか残してるからね。キースの演奏についてはぼくは敬意を払ってるから」

ただ、ソロ新作『クロスアイド・ハート』のプロモーションだとしてもやり過ぎではないかとも次のように語っている。

「ソロ・アルバムを出したわけだからね。でも、ぼくが自分の新作を出したとして、あそこまで毒舌を披露するかといったら、そんなことはしないと思うんだけどね」

さらにレッド・ツェッペリンに関して「空っぽ」に思えたという発言に対しては違和感を隠していない。

「レッド・ツェッペリンが空っぽに思えたという発言ではなにをいわんとしているのかよくわからない。きっと含みのある冗談なんだと思うけど。でも、キースのやってきたことはすごいことだと思うよ」
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