2024年にはデビュー40周年という大きな節目を迎えたボン・ジョヴィ。
ジョン・ボン・ジョヴィの喉のコンディションがいまだ完全な復調には至らず、記念すべき年にツアーが行なわれなかったのは残念なかぎりだが、24年6月にリリースされた第16作『フォーエヴァー』はこのバンドならではのポジティブなメッセージ性と円熟味に富んだ充実作だったし、他にもドキュメンタリー映像作品の公開、彼らの楽曲が用いられた盆踊りや花火大会、ファン投票の結果を基に選曲された日本独自のベストアルバム『オール・タイム・ベスト 1984-2024』の登場など、年間を通じて話題豊富な1年だった。
1月7日発売のロッキングオン2月号には、ジョン・ボン・ジョヴィとアラン・マッギーの貴重な対談記事が掲載されている。バンドの往年のマネージャー、ドク・マッギーではない。かのクリエイション・レコーズ創設者のアラン・マッギーである。実はアランはボン・ジョヴィに対するリスペクトを公言しており、2009年に行なわれたこの対談は、英国の『ガーディアン』紙が仲介役を務めて実現したものだ。
両者が相まみえてからすでに15年以上が経過しているわけだが、宣伝トークとは無縁のそのやりとりには、通常のインタビューとは一線を画するリアルさがあり、アランがさりげなく投げ掛けた質問から、思いがけず日本と所縁深い話題が飛び出すなど、意外性もたっぷりだ。実際にどんな会話が繰り広げられているのかについては、誌面をお楽しみに!(増田勇一)
ボン・ジョヴィの記事が掲載されるロッキング・オン2月号