モーターヘッドのミッキー・ディー、レミーの急逝を受けバンドの活動終了を宣言

モーターヘッドのミッキー・ディー、レミーの急逝を受けバンドの活動終了を宣言

モーターヘッドのミッキー・ディーは、レミー・キルミスターの急逝を受けて「モーターヘッドは終わりだ」と宣言している。

スウェーデンの「Expressen」紙の取材に対し、ミッキーは次のように語ったという。

「モーターヘッドは終わった。言うまでもないよ。レミーがモーターヘッドだったんだ。でも、バンドはこれからもたくさんの思い出とともに生き続けるんだ」

「俺たちは、もうツアーもなにもやらない。レコードも作らない。だけど、バンドの名前は残るし、レミーはみんなの心の中に生き続けるんだよ」

モーターヘッドは40周年ツアーの一環として11月からヨーロッパ・ツアーに乗り出しており、12月11日には年内最終公演としてベルリンでライヴを行っていた。ミッキーはレミーの健康状態について次のように振り返っている。

「彼はげっそりやせ衰えてしまっていた。全エネルギーをステージで使い果たして、その後はマジで疲れきってる様子だった。レミーがプレイできたどころか、ヨーロッパ・ツアーを完遂できたなんて信じ難いことだったよ。それがたった20日前のことなんだよ。信じられないよ」

さらにミッキーは、「俺たちが過ごしてきた年月に、俺達がこんなにも素晴らしい時間を共にできたことに、本当に感謝してるよ」とも語っている。

レミーは今月24日に70歳の誕生日を迎えたばかりだったが、26日にがんを発症していると診断され、その2日後にロサンゼルスの自宅で息を引き取った。バンドのマネージャー、トッド・シンガーマンが英スカイ・ニュースに明かしたところによれば、レミーは12月13日にウェスト・ハリウッドで行われたバースデー・パーティーの後に体調不良を訴え、検査の結果、進行性のがんと判明。余命2~6ヶ月の宣告を受けていたという。
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