昨年末のピープル誌で、最新作『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』からの"ハウ・マッチ・ア・ダラー・コスト"がオバマ大統領の2015年ベスト・ソングに選ばれたことが明らかになったケンドリック・ラマーだが、実はホワイトハウスの執務室に大統領に招待されて意見を交わしていたことが明らかになっている。
オバマ大統領とケンドリックの会見は大統領が支援しているアフリカ系アメリカ人の若者へのメンタル面での支援や指導を図るマイ・ブラザーズ・キーパーという団体のために実現したもので、この団体では自分が抱えている悩みや進路についての相談相手を青少年にあっせんする活動を行っている。ケンドリックもそうした年長の相談相手がいたことで今の自分があるとこの団体の紹介動画で語っていて、この中で大統領と直に会ったことも明らかにしている。動画の中でケンドリックは次のように語っている。
「子供の頃は相談相手のメンターがいるってことは本当に重要なことで、困った時にそういう人がいるかどうかで、成長過程の中で自分にとって一番重要な決断をすることもできるんだよ。だから、俺もまた誰かの相談に乗るのは当たり前のことであって、俺が授かったような知恵を伝えることでまた別な子が人生でよりよい存在になれるというんだったら、俺はいつまでも自分の影響を自覚して、自分から自分にできることを提供していくつもりだよ。今の自分の環境をよく考えてみる時、今の自分の成功はすべて俺が人生の中で出会ってきたメンターの人たちに負っているものなんだ。俺はバラク・オバマ大統領と一緒に膝を付き合わせて話すことになったけど、やっぱり同じような話になったんだ。団体は都市部の住民、いろんな問題、いろんな解決法を探っていて、なによりも若者を支えていくことを考えているし、メンターという存在が人の人生を救い上げていくということもよく自覚されてるんだ。時々、俺は昔のことを振り返っては、年長の人になにがよくて悪いのか、俺がやろうとしていることのいい点と悪い点を指摘してもらえて、俺の将来にとって最もいい形での成功の仕方を教えてもらえたんだけど、それがなかったら、自分は今どうなってただろうと思うんだよ」
メンターの重要性を語るケンドリックの動画はこちらから。