レッチリのアンソニー、デヴィッド・ボウイに2度プロデュースを断られたと明かす

レッチリのアンソニー、デヴィッド・ボウイに2度プロデュースを断られたと明かす

現在新作の制作に入っていることが伝えられているレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、アンソニー・キーディスは1月10日に他界したデヴィッド・ボウイにプロデュースを依頼にして断られたことがあると明かしている。

アンソニーはロサンゼルスのラジオ局KLOSのスティーヴ・ジョーンズの番組に出演し、デヴィッドを偲んだというが、バンドでプロデューサーをやってほしいと声をかけたときのことを次のように回想している。

「アルバムを作る度にいつもバンド全体の解決事項があってね。それが『誰にプロデューサーを頼もうか?』ってことで。いつも誰か新しい人を試してみようよってことになるんだ。すると、『じゃあデヴィッド・ボウイにしよう!』ってことになるんだ」

「それで(制作段階の)最初の頃にデヴィッドにお願いしてみたんだけど、丁重に断られたんだ。その後、今度は長いメールを書いていろいろ全部説明して、俺たちもいよいよ新しい船に乗って旅立つタイミングになっていると訴えるんだけど、いつもデヴィッドは丁重に断ってきたんだよ……それから2分くらいはがっかりして落ち込むんだけど、チャド・スミスのドラムを聴いてるうちに、『ま、いいや、俺たちも力あるんだし、なんか別なやり方もあるだろう』って気が変わってくるんだよ。

『バイ・ザ・ウェイ』を書きながら、『バイ・ザ・ウェイ』のプロデュースをお願いしたんだ。それからその次の『ステイディアム・アーケイディアム』もお願いしたんだよ。2度か3度はやらないといわれたよ。デヴィッドのダチのブライアン・イーノに至っては、俺たちのキャリアを通してプロデュースをお願いしてきてるけど、8回やらないっていわれてるから。でも、全部それでよかったんだよ。とりあえず、訊いてみないとね。それに『やらない』っていうのはれっきとした回答だから。想定内の答のうちのひとつだし、受け入れられるものだよ」
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