アルバム『BABEL』を携えてのホールツアー「TOUR OF BABEL」初日、横浜・神奈川県民ホール。
滝善充がライブ休止中のため、菅原卓郎/中村和彦/かみじょうちひろに武田将幸(HERE)&為川裕也(folca)のWサポートを迎えたトリプルギター5人編成でのライブだったのだが、そんな特殊なフォーメーションだからこそ、9mmのスリリングな音楽世界が圧巻のスケールを備えたロックオーケストラとしてクリアに立ち昇ってきて、会場を驚愕と感激でがっつり塗り潰してみせた。
何より、『BABEL』全曲の作曲&プロデュースを手掛けた滝の存在感が、彼が不在のはずのこの日のステージからも色濃く伝わってきたのが印象的だったし、滝が以前インタビューで語ってくれた「足し算の美学」の正しさと凄味を、5人の激演が雄弁に物語っていた(インタビューはこちら https://rockinon.com/feat/9mmparabellumbullet_201705/)。
ライブの詳細はツアー終了後、6月末発売のJAPAN誌面で改めてレポートします。
写真は会場至近の名所・氷川丸。陽が落ちても山下公園にはセミの声が。(高橋智樹)
【速報】9mm「TOUR OF BABEL」初日。驚愕のロックオーケストラ、横浜に轟く!
2017.06.11 21:30