ゴリラズ主催の「デーモン・デイズ・フェスティバル」を完全レポート!

危なっかしくもチャーミングなショーン・ライダーを迎えた“デア”では、大合唱が巻き起こるとともに、会場が巨大なディスコに!本編最後の“ウィ・ガット・ザ・パワー”のポジティブなメッセージに高揚感を覚えたまま、ショーはアンコールの“フィール・グッド・インク”へ突入。

デ・ラ・ソウルの笑い声が響いた瞬間、観客の興奮は最高潮へ!同じく鉄板曲である“クリント・イーストウッド”では、ケイノとリトル・シムズがフリースタイル・ラップを披露。デーモンの未だパワフルな歌声に、観客もこの夜最大のシンガロングで返していた。

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中身のない音楽メディアに対する皮肉、から始まったバーチャル・バンドは今や、人種、性別、大陸、音の垣根を越えた協力者を得て、時代に警鐘を鳴らすユニバーサルなプロジェクトとなった。
ドナルド・トランプが大統領となった未来を仮定した、あくまで「仮想」として描かれた『ヒューマンズ』の世界は、ここ英国では、テロの脅威、憎しみの連鎖、国民の分断、EU脱退をめぐる混沌など、ダークな現実として影を落としている。

今夜ゴリラズが与えてくれたのは、こんな世界に立ち向かうためのパーティだったのだと思う。「デーモン・デイズ」の美しいゴスペル・サウンドの余韻が残る中、デーモンが観客に残した「Unity(団結)」と「Love(愛)」という言葉がまさにそれを象徴していると言えるだろう。(古川典子)
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