「初のスタジアムツアーの初日は一生に1日。どうなったって特別な日になるので」。ライブが始まって数曲、最初のMCで、早くも息を切らしている清水依与吏(Vo・G)はそう言って広々とした会場を見渡した。まだ日が落ちるまでにはだいぶ時間があり、晴れ渡った空から日差しが降り注いでいて、そこに集まった一人ひとりの表情を照らしている。その明るさに少し戸惑うような、照れくさいような表情を浮かべる清水。もちろんこれまでもフェスでもワンマンでも巨大な会場で巨大なオーディエンスと向き合ってきたback numberだが、確かにこんなに明るいうちからこんなに大勢の人の視線を集めるというのは初めての経験だったのかもしれない。 (以下、本誌記事に続く)
文=小川智宏 撮影=半田安政
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年7月号より抜粋)
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