ブランデー戦記の久々の新曲”もういらない“。すごく疲れてしまって、楽曲制作自体が楽しくなくなってしまった時期があって
「楽曲制作が楽しくなくなってしまった」ということでしばらくはライブをやったり海外旅行したりしていた蓮月(G・Vo)が少し充電して少しリセットして生まれた楽曲で、なのにこの投げやりなタイトル?とも思うかもだが、いや、これが蓮月、これがブランデー戦記です。
飛行機の離陸音と《東アジアに生まれた/私の乗ったボーイングは東京を発つ》という歌詞で始まる曲で、まんまやん、そして意外とポップで軽快やん、というのが最初の印象。でもその「まんま」というのが実はブランデー戦記では初めてで、彼らのシグネチャーである尖ったアート性や文学性は今回は脱ぎ捨てている。シンセのフレーズに乗せて《ケチなやつ/ダサいやつはもういらない》と歌い飛ばしている。この自由なフィーリングはブランデー戦記の新生面だ。いい曲だ。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=Kazuki Murata
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年7月号より抜粋)
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