幼少期からの秘蔵写真とともに語る竹内涼真の生い立ち、挫折、俳優として輝くまで

映画『帝一の國』や『ラストコップ THE MOVIE』などの話題作への出演で強い存在感を放っている俳優の竹内涼真。放送中の連続テレビ小説『ひよっこ』への出演、そして7月スタートの連ドラ『過保護のカホコ』ではヒロインの恋の相手役を務めることが発表されるなど、その注目度は日に日に増している。発売中の『CUT』7月号には、そんな竹内涼真の生い立ちから現在までを振り返ったライフヒストリーインタビューが掲載されている。

5歳からサッカーを始め、ヴェルディサッカースクール相模原、高校時代には東京ヴェルディユースに所属するサッカーエリートだった竹内。インタビューではそんな竹内が青春のすべてを注ぎ込んだサッカーにまつわる話から、ヒーロー好きで有名な彼がヒーローを好きになったきっかけ、家族について、学校のクラスの中ではどんなキャラクターだったのかに至るまでがディープに語られている。さらに0歳から17歳の頃の秘蔵写真を特別掲載。その類まれなるパーソナリティの秘密に限りなく迫ったページとなっている。

インタビューの中で特に深く語られたのは、サッカーについて。「ネガティブな性格だったからプロのサッカー選手になれなかった」という竹内がいかにその思考を変え、俳優としての道を自ら歩きだしたのかがしっかりとわかるようになっている。

「分岐点はサッカーをやめたときです。一番自分が気持ちいい時期にやめて、自分が好きなもので仕事をしようって決めたんです。デビューしてここまで順調だって言ってもらえるんですけど、ネガティブなことを考えないようにしてるからです。やっぱり今考えたら、失敗したらどうしようって考えるのって意味ないですからね」

さらに竹内は、俳優として輝き始めるきっかけとなった出世作『仮面ライダードライブ』についても振り返っている。

「ライダーをやることで、主役として毎週日曜日に自分がテレビに出るということの責任感はやっていくうちに強くなっていきました。(中略)たくさんお世話になりましたねえ、ライダーチームには。もう家族みたいですよ。この仕事をやる上での根本的な部分は全部『仮面ライダー』で教わりました」

そして、インタビューの結びでは新たな代表作となりそうな『ひよっこ』について触れ、俳優として飛躍し続ける彼の現在地にがっつり迫っている。今、もっとも注目すべき俳優の語られるべき「秘密」が語られた必見の記事である。